久しぶりに書いてみる

どこの誰に届くかわからないけどそれこそ10年ぶりくらいに文章をここに書いてみます。

 

今僕はベトナムホーチミンにいます。普段は日本で仕事をしていますが、友達と遊ぶために6日間ダナンに行き、1人でぼーっとするために友達を見送った後もホーチミンに留まりました。今日の深夜便で日本に帰る予定ですが、10日以上も日本を離れたのは中学2年生の時以来です。

 

中学2年生の僕は外の世界が見たくて、夏休みにイギリスに語学留学するツアーを見つけてそこに参加していました。得たものは少しの語学力と、色んな人に照れずに質問する力でした。また、中学2年生の時にもう一つ大きな人生の変化を与えてくれたものがあります。それはパソコンの購入とネットゲーム(エランシア)との出会いです。

 

外資系の企業でしがないマネージャーをしていますが、仕事で必要なスキルの半分はネットゲームから学びました。チャットスキルはもちろん、歳の離れた人とのコミュニケーションや、パソコンやデジタル関連の基礎知識、組織や人の関係など多くのことが今の僕の武器になっています。

 

この十数年で得たものもあれば失ったものもあります。もちろん若さは失い、今じゃすっかりおじさんになりましたし、食べたら運動しないと痩せない体になりました。昔ほど記憶力も良くなく、経験からの蓄積でなんとかかんとか食べている状況です。詳細は省きますが、元の家族を失い、新しい家族を得ました。

 

夢を失いました、そして幸せを手に入れました。小さな頃から真っ当な幸せというやつを求めたことはありませんでしたが、多分今の僕客観的にみるなら「真っ当に幸せ」だと思います。でも常にどこか周りを騙している気がしてビクビクしています。(インポスター症候群というやつらしい)

 

エランシアを諦めてから約20年になりますが、今でも時々思い出すし、10年くらい前には2chにスレも立てたりしました。(詳しくはあるネットゲームを終わらせた話で検索)

ネトゲ関連でなぜか交流が残っているのは数年に一度連絡する新のぶかずさんくらいです。

あの頃のみんなは元気でやっているでしょうか。

 

最近の余暇の時間は年甲斐もなくApexをしたり、昔のように本を読んだり、新しいことを探していたり、次の旅に向けて調べ物をしたりしています。旅が好きです。

 

学生時代は本当にお金がなくて、エランシアの1月1,000円の課金もひいひい言いながら捻出していました。今は1,000円の価値もだいぶ下がりました。(多分十分の一くらい)

 

偉大な人になりたかった訳ではないけど、普通の人にもなりたくなくて、何になりたいかよくわからないやつですが、それなりに人生をして今もそれなりに暮らしています。

 

空が見えないゲームをしていましたが、今は空は見えてもあの頃の事を思い出すことは徐々に減ってきています。それは人生を重ねる事で濃度が下がってきたからだと思いますが、もうかなり薄まっても覚えてはいるのでこのまま一生、美しい敗北の記憶として思い出すのでしょう。酷いこともたくさんしました。

 

次はアイスランドに行きたいと思っています。

大地が生まれる場所を見て、自然との距離を目で見た感じることで何か刺激にならないかと考えているからです。

 

文句を言うことは昔よりだいぶ減って、ちゃんと服を着るようになりました。それを少し悲しく思っていますし、思う人もいるでしょう。

大人になったとは思いませんが、子どもも若者も卒業した自覚だけがあります。

またいずれ。

 

ISIS

ちょっと議論になったので自分のメモ方々ここにも控えておく。
ISISのパリにて起きた同時多発テロについて、色々なところで取り上げられてFacebookでも独自の活動なんかが始まっている。
それ自体に特に文句はないし、むしろ歓迎すべきことだと思っています。
ただ、その中でとっても注意が必要なことがあるのだとも思っています。
結論から言えば、背景に関する知識を持たずに表面的なお話でこの問題を片付けて理解してしまってはなんの意味も無いということです。
前提:今回のISISによる、テロ行為は許されざる蛮行で非難の対象となるべきことである
ここの前提に関して異論のある方は少数派だと思いますが、かの組織がなんの目的でこういった一連のテロ行為や、他国民の殺害という重大な人権侵害を行っているのかというところへの理解がどこまであるでしょうか。
マスコミレベルの報道では未だにISISの事を『イスラム国』と呼称し、イスラム教徒やイスラム(宗教としての)に対する二次被害を未だに発生させている心ないものも残念ですがあります。(少なくとも産経と朝日新聞のニュースで確認済)
根っこをたどると国際社会の動静や、アメリカの外交的な失敗の話になっていくので深いところには触れずに簡潔にだけ言えばISISの一連の行動の目的は自由主義と民主主義を価値観として標榜する先進諸国への民主主義的な攻撃です。ISISがこういったテロ行為をすることで、中東諸国・アメリカを始めとするISISと主体的に戦っている国とその背後で支援や援助を行っている国家を切り離し、自身たちへの攻撃を緩和することを狙いとしています。
具体的に言えば日本でも最近話題の若者を中心とした(構成員を見ると怪しいものですが)団体が主導しているデモや抗議行動はまさしくテロリストの狙い通りで、
『国家がなぜ自国民の血を流して遠く離れた国の為に物的にも人的にも助けしなければならないのか。』
『なぜ私達の家族が殺されなければならないのか。』
理詰め、感情論両方の面でそれぞれの政府に対する批判行動を起こしています。
これによって民主主義国ですから、政治家も選挙で落ちればただの人になり国民の意見に対して強く出ることが心理的に難しくなります。
言い方を変えれば、平和の為にと信じて起こしているかも知れない行動が平和を脅かすテロリストの大きな助けになるのです。
ISISに関して言えば、日本においても2人の尊い人命が処刑による侵害されました。しかし、その後も総理はISISを継続して批判し国際社会への貢献をより強固なものにする宣言を行いました。
もし、ここでISISの主張に折れて人質開放の為に多大な身代金を支払ったとすればそのお金で多くの兵器が買われてより多くの命を奪っていくだけでなく、日本人を拉致すればカネになると覚えた各組織がこぞって日本人を狙うことになったでしょう。
我々日本国にはダッカ日航機ハイジャック事件という苦い教訓があります。
これを踏まえた一連の政府の行動は本当に素晴らしいもので、今後の政治家のお手本となるものであったと確信しています。
しかし、これが例えば現在の政府でなく一昔前のあの総理や、あの総理であればどうなったでしょうか。未だに元総理の名前を使って日本国に対して不利益になる発言を繰り返すあの人が現職であればきっと、人質の為に身代金を払い目先の人命を守るためにより多くの人を危険にさらしていたことでしょう。
ISISの短期目標は組織と組織幹部が生き残ること
ISISの中期目標は国際社会を混乱させ、自身の敵対者を減らしシリアやイラクを飲み込んだ強大な軍事国家を樹立することです。
その為にどんな行動を一人一人が心得ておくべきかを今回の事件から一人でも多くの人が知れればいいのになって思っています。

労働環境の改善という経済政策

現在の日本のおかれている経済不況を考えたときに、一つの解決策がある
と思う。それは日本においてなあなあに済まされていた労働環境の改善を
今あえてこの時期にする事。

労働基準法によって定義されている労働者の一日の労働時間は8時間。
アルバイトだけに限定した話ではなくて、正社員も含む全ての労働者
にこれは適用されるんです。そして、この8時間を超える労働をする時
には必ず例外規定の項目を守った上で、週40時間を超える労働を課して
はいけないというのが明示されている。

しかし、現状の日本でこれが守られているかといえばNOで、
むしろ週休一日で一日12時間を超える労働を課すなんて当たり前、
労働基準法が守られている企業のほうがマイノリティという現状がある。

そして、その中でも残業代を支払うならまだしも、給料も払わずに
労働力を行使し、現代の奴隷産業となっているブラック企業
吐いて捨てるほど存在している。

この状況が日本経済に与えている悪影響を排除する事が、経済の循環に
いい影響を与えるという事を指摘したい。

まず、残業の常態化を減らし、労働者の多くに余暇の時間を与え、
余暇が増える事で当然に人々はその時間に消費行動をしていく、
これによって金銭の循環にいい影響が期待できる。
さらに、必要に応じて今の社員を酷使するのでなく人を雇用する機会を
適切に創出していく。これによって職にあぶれている人々の職を創出し、
その人々が生活する事で消費を増やす事を狙う。
一人の人が二人分の労働を賃金を受け取らずに働く事で、消費者たる
労働者に本来渡るはずのお金が渡らず、同時にお金を持つ人が消費に
お金を回す暇がないという状況を改善する。
そうする事で回りまわって会社の業績のUPを目指していく、
消費者全体の絶対数が増える事で会社の業績の絶対数も底上げする事が
でき、その事で日本経済を底上げする事もできる。

反対意見としてはそんな軟弱な社員では国際競争の時代に勝てない
という批判もあるが、人間は基本的に一日に集中力を使って活動できる
時間というのは一定であり、それを薄めて無理やり働くよりはよっぽど
健康的で、自殺者三万人で喪失されている中で割合の高い30代の労働
力の再生産、鬱病などの保険として支払われる社会保険料の減少を踏ま
えれば一考の価値がある社会的有益性を期待できるのではないだろうか。

大阪府での借金経営に終止符-橋下知事

橋下知事、新年度予算で退職手当債を発行しない方針 

財政再建を進める大阪府が平成21年度一般会計当初予算で、職員の退職金に充てる
退職手当債を原則発行しない方針を固めたことが10日、わかった。昨年2月に就任
した橋下徹知事が、減債基金からの借り入れなど、財政上の“禁じ手”を止めたこと
などで、新年度予算が11年ぶりに黒字予算に転じる見通しが立ったため。

http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090210/lcl0902101206001-n1.htm


政治の責任とは、結果を出す事です。
財政再建という急務の場面で選挙公約した事を成し遂げ、本来ならばスタートラインで
あるはずの黒字経営に戻った事は今、世界が羨む成果でしょうね。

もちろんこの人を支えた沢山の人々の力もあってこそですが、
彼が居なかったら立てなかったスタートラインです。

これからも政治の責任を果たしてくれる政治家を応援していきたいです。


『文句を言う前に服くらい着たらどうだ』は橋下徹大阪府知事を応援しています。