2005-05-13 好きな言葉 第一回防衛大学校卒業式にて 君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、 歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。 きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。 御苦労だと思う。 しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、 外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、 国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。 言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、 国民や日本は幸せなのだ。 どうか、耐えてもらいたい −吉田茂−