民主党の中の人は空気を読みましょう。

今国会のみならず、その場外でも大いに問題になっているメール問題。
その民主党の対応について提案をこんな場を借りて(?)してみます。


まず、なぜここまで世論が民主党に対して向かい風なのか?
当初は当然永田議員が不確かな根拠しか提示できないのにもかかわらず、
私人を含む幾人かの人を断罪しようと追及しようとしたことに対する問題で
世論は永田議員を含む民主党に批判を向けていました。


しかしながら、その時点では国民の関心も今よりは薄く、
それほど強い向かい風ではありませんでした。


しかし、国会を始め、TVやマスコミ等の表舞台で「証拠はある」「メールは正しい」
「〜〜に証拠を明示する」等の発言を執行部を始めとする何人かの議員がしました。
そして彼らが根拠を明示したかといえば現時点ではNOです。
逆にメールの信憑性を疑う証拠ばかりが出てくる始末、
今、世論が民主党に向かい風を与えている一番の要因は
メール事件後の民主党の対応にあるんですよ。
責任を取らない発言を繰り返して国民の見ている前でした約束を
平然と破る政党をだれが信頼できるでしょうか?


上で挙げたとおり、今回の問題は既にメール本来の問題とは別の
民主党そのものの対応の問題を解決しないことには世論の逆風は収まりません。


故に今民主党の中の人が考えるべきは、メール問題に言い訳をしたり
根拠を探すことではなく、今までの間にした不用意で無責任な発言達に対して
真剣に向き合って責任を取ることです。


僕は当事者が役員や議員を辞めることが正しい責任の取り方だとは思いません。
むしろ逆にもの凄く無責任な手段であると思います。
しかしながらその他の責任の取り方すら思いつかない、もしくは実行しないなら
せめて辞職するぐらいの対応が国民の信を背負って国事に挑む議員が
国民に対してした約束を裏切ったわけですから最低限示す責任ではないんですかね。


このままの民主党執行部のの対応では民主党の中にいる、有望な議員の将来まで
台無しにしてしまう可能性が大いにあります。
前原代表を含む民主党執行部には勇気ある決断を望みます。