ニート特集

http://ne-ta.com/2006/05/post_1160.html
この動画を見ての感想。
まず、この番組のキャスターやゲストの着眼点が変、というか失礼。
キャスター「どうして働こうと思わないんですか?」
ニートの人「どうして働かなきゃいけないんですか?」
これじゃこの問答で終わって当たり前じゃないですか。
特におじいさんの「社会の為に働こうって気は無いの?」
これは見当違いもいいところ、あなたは社会の為に働いてるんですかっと。


そもそも働くっていうのは生活を成り立たせる手段なわけで、
それをせずに生活が成り立つならば必ずしも働く必要ってないんですよね。
生きる目的なんて人それぞれで定めるしかないものなので、このニートの人は
「楽しく生きる」ことが人生の目的で、それが一番楽な手段でできる方法を
選択してるだけですね。
もちろんこのニートの人の生き方は凄く不安定なもので、彼の親が彼を見捨てて
家から追い出したりしたら彼は路頭に迷うようなとても危ないものです。
そして家を追い出されたら彼はいきなり働こうとしたところで難しいでしょうから
「楽しい」生活を長い目で見て守りたかったら最初から働くべきなんでしょうね。
そしてもう1つこのニートの人が勘違いしてるのは
「国家や親が何の見返りもなしに生活や環境を保障などはしてくれない」
つまり、いつ手の平返されて義務を課されたり、権利を奪われても文句は
いえないってことです。
非生産的な国民、しかも就労能力があるのにも関わらず、それを行使しない人間を
国民の多くが足枷と判断しないほど日本が経済力を保っていけるという確固たる
予測でもあるんでしょうかね。

  • まとめ

個人の選択の自由をくだらないその人の『常識』で批判する人はおかしい。
そしてニートを選択する自由は『今のこの国には』ある、でもそれに伴なう
リスクはしっかり計算して自由を行使しないと後で痛い目にあいますよ。