たった一人の人に見て欲しい−教育の賜物−

①年上は目上、年下は目下である


②人には優しくしなければならない


③愚痴は言ってはいけない


④長男であるから責任感をもって行動しなくてはいけない


⑤真面目でなければいけない


全部くだらない事だとは言いませんし、思いません。
それでも、これらのことに囚われすぎて、こだわり過ぎる事で不幸になっているなら
その原則を多少変化させてあげる融通さも教育するべきだったんです。

①大切にすべきは歳の数ではなく、他の人に対する敬意であるし意見を取り入れる度量です。


②人に優しくするといっても手段と結果を考え、時に厳しくする優しさもあるんです。甘いだけが脳じゃない。


③愚痴はダメでも問題を整頓してより過ごしやすくする為の表現や文章化はするべきなんです。
 ストレス発散の為に何か別のことをしても問題は解決せず放置されたままで、ストレスは残るのです。


④長男が一家の家長としてその構成員を責任もって管理する家制度は既にありません。
今のこの国にあるのはお互いの家族が支えあっていく個人尊重の家制度です。
権利は与えられないのに義務だけ背負う長男がいたら、だれがあなたがそれを放棄する事を責めるでしょうか。


⑤真面目でなければいけないというのはあくまで原則論で、故人はこうも言っています。
『正直者は馬鹿を見る』
真面目であるとは正直であるというだけなのでしょうか?
僕は真面目であるということは正直さだけではとても足りない概念であると思っています。
人のことを知ろうとし、人の話を聞き、人に誠意をもって接し、人に過度な期待をかけず、
人が他に害を及ぼそうとする時には諌め、・・・・etc
一番大切なのが真面目であることが、誰にとっていいころなのかも考えて欲しいところです。