心の病と薬

薬を何年も飲みながら
「鬱は心の風邪、だれでもなる」とかいうやつ・・・・
俺に言わせりゃ、全裸で冬の寒空の中、立ったまま薬のみながら
「風邪が治りません」ってわめいてるようにみえる。

一部修正して某所より引用。


鬱は心の病です、ていうか頭の病気です。
鬱の原因は諸説様々ですが、昨今増えてるのは労働環境の悪化等による超過勤務等の
身体の酷使による脳内物質の減少によって起こるとされる鬱病であるといわれています。


この脳内物質の生成を助ける成分を持った薬を出すことにより、身体的には不健全な状態にあるのを
対処療法として治療する薬と、休憩の質を上げる為に投与される薬があるので、一概に全ての薬が
上の文に当てはまるとは思いませんが、前者の場合には適応されるのでしょうね。


原因となる身体や精神への負荷、もしくはそれまでの人生で築いてきた思考のパターンが主因となって
起こっている問題に対して、その主因を解決することなく、薬の投与だけで『治療してる』とはいえません。
対処療法的に行う薬の使用は体の不健全を『誤魔化している』に過ぎません。
一時の対処としてはこれでいいのですが、継続すれば当然ガタがきます。


風邪を治すにはウィルスを撃退するべく、自身の免疫機能を高めるべく体温を高く保って安静にし、
吸収・消化の良い栄養を取ることで体への負担を軽くすることが大切です。
では心の風邪の時は?


A「鬱は心の風邪だから誰でもなるんだよ。」

B「君の心の免疫機能を精々高めるんだね。」

エンパワメント 常識を外すことの必要

生きていくのに困難を感じた時に一番必要なのが、努力とエンパワメントです。
常識というのは自分の行動や思考をしばる枷ですから、時には自分を守ってくれますが、
時には自分を束縛し苦しめる事も多いのです。


・サラリーマンは退屈!サラリーマンになるくらいなら死ぬ!
⇒サラリーマンといっても業種職種仕事は様々であり、自分の楽しいと思える価値観を持てる
⇒サラリーマンになればサラリーマンになっても退屈ではないでしょうね。

・サラリーマンになって安定した収入を得て長生きすることが人生の正答
⇒15年しか生きない幸せもある。
⇒『長生きすること』が最上の価値であるなら、あなたは全ての娯楽を放棄し健康に殉ずるべき。
⇒長生きは『目的達成の為の手段』であって、それ単体が善い事であることは少ない。
⇒安定しない人生にこそ幸せと価値を見出す価値観が存在する。
⇒ギャンブラーが悪なのではない、社会的にみたギャンブラーが社会的に悪なんです。


正否は何らかの価値観に依存する概念でしかない、故に絶対的ではありえない。

A「命の大切さは普遍の原理です!」
B「君、足元で蟻踏んでるよ。」