私見

今の日本の累積赤字1000兆を超え、増え続けています。
今のまま日本が借金を積み重ねていけば、いずれ日本は国として崩壊
するでしょう、そうしたら今保護されている我々の身の安全や平和に見える
周りの状態も一気に崩れ落ちるでしょう。


次の世代に健全で安全な国を残して行こうとするならば
今のシステムにこだわらずに新たな税源、無駄のない経営が
求められていくわけです。
郵政民営化には新たな財源を確保する事と特別な官の団体に流れている
郵便貯金や保険のお金を断ち切り、民間の企業や会社や個人に
広く流通させることができるというメリットがあります。


何か新しいことや変化を起こしたいならそれに伴なう
危険も承知で行動しなくてはなりません。
あれも欲しい、これも欲しい、なんていう我侭は
国家規模の政治の中では通用しないのです。
刹那的に自己の利益を追求するのでなく、
本当に大切なモノは何なのか、
近くに赤字の郵便局があることなのか、
赤字の国家が我々をどの位守ってくれるのか。


自由民主党が素晴らしいとは思いません。
しかし、民主党がそれよりはおかしいとは思います。
マニュフェストを開票中に撤回する代表、
北朝鮮工作員の解放に署名する代表、
自己の利益の為に中国べったりな演説を行なう代表、
意見をころころ変化させる代表。
身内の不祥事や自分の足元は見ずに、政権批判しかしない
矛盾だらけの党に政権を任せて"まともな政治"なんか
期待できません。
自民党には今若手議員が育っています、
今の日本に危機感を抱いて育った議員が少なからずいるのです。
小泉さんの手法は確かに強引な方法です。
しかし、自己の利益ではなく公の利益の為である自負があるから
こその強引さであり、自信があるからこそ解散総選挙に打って出ました。
彼には自分の下した行動を国民に審査してもらうという
責任を果たす意思があるので。
今までの総理にこれができたかどうか、もう一度考えて欲しいのです。
自由民主党の保身だけを考えたらこの選挙は危険すぎる博打で、
打つ価値は殆んど無いでしょう。
しかし、彼が選挙を通じて国民に問いかけているのは


「危機を放置するのか、それとも解決するのか」


今、日本人の民度が問われています。