PK新聞

  • エランシア各地で雇用商人による雇用主に対する反乱が・・・。

最近、エランシア各地で雇用商人によるアイテムの持ち逃げ事件が、多発している。
1人や2人だけの犯行ならまだしも、エランシア全土の雇用商人が結託した様に同時に
犯行が行なわれていることから背後にはなんらかの思惑、団体の存在が見え隠れする。
「雇用商人の賃金問題」を専門に研究されているエフィロリア大学のS教授は

「これは雇用商人の抗議活動です。」

と語る。

「基本的に彼女らの多くは、労働時間の割合に比例する給料をもらっていません。
基本給は0ですし、商売をすることででた利益の中から極僅かな手数料を雇用主
からもらうことができるだけです。そしてそんな低賃金の中で24時間道端に立ち
っぱなしでろくに休憩を取ることもなく、働いているのです。
そんな彼女らが目の前にある多くのお金を持ち逃げるという魅力的な誘惑に駆ら
れたとしても誰が彼女達を責められるでしょうか、雇用主の皆さんはもうちょっと
彼女らの視点に立って考えることが必要なのです。」

また、組織犯罪捜査を主にしているエランシア警察署の捜査員はこの事件の背景にはなにか組織的な黒幕が存在しているのではないかと睨んでいる。

「1人や2人の同時犯行なら解ります、しかし急に全エランシア中の雇用商人が
持ち逃げを複数回に渡り同時多発的に行なったのですよ?
これは怪しい、ということで
我々の部署が捜査に乗り出した訳なんです。
捜査を進めていく過程で行く人かの
雇用商人に対して取調べを
していくとおかしな共通点が見えてきたのです。

それは多数の雇用商人達の体に共通しておかしな異常が見られるたのです。
そしてその雇用商人の多くが自身の体のメンテナンスをネ○ソン社と呼ばれる
会社に任せていたということなのです。我々は今このネクソン社を中心に事件の
真相解明を目指して捜査を進めています。」

この捜査員とは、この取材の後連絡を取ろうとしたのだがなぜか連絡がつかない。


また、今回の事件に胸を痛めた大富豪のマビノギさんは今月12日より1ヶ月の
期間をメドに商人達に対する無料の材料提供をしていくと発表した。


はたして単なる雇用商人の労働問題なのか、それとも黒い組織の影がエランシア
覆おうとしているのだろうか、今後もPK新聞はこの事件を真剣に追っていく。