まず、何かを責める為には根拠が必要です。
根拠も無く責めることは不可能ではありませんが、他の人に大して主張
できるかといったら無謀です、それを前提において話を進めていきます。


生物や人はその言葉や行動によって、様々な責任を負って生きていきます。
例えば自然界では弱肉強食の論理の元に、弱い生物をより強い生物が捕食し、生態系が
築かれています、これに身を委ねる生物達は自身たちが、より弱い生物を捕食すると
同時に、強い生物の捕食の対象になる『責任』を負って生きています。
 

これらは人間にもいえることで、虫や動植物を日々殺す我々人間は、
時にこの虫や動植物に殺される事もあります。そして、その時動物達は
まってはくれません。つまり、自分達も相手の『原罪』によって殺される危険を
甘んじて受け入れているからこそ、僕ら人間も『原罪』を赦されるのだと思います。

 
しかし、そんな彼ら動植物や虫は自身の生態活動を維持するのに不必要な他の生物への
虐待や殺戮は行ないません、では人間はこれらの行為を何故行なうのでしょうか。