他の生物をいたぶって、自身の強さを知りたいと考えて虐待を行なう人は
まず、自身の力で何ができるのかできないのかを知り、人と比べて自尊心を
推し量る思考を捨てるべきなんです。


知っていれば行なう必要はないし、他の人と比べて〜〜が優れているから〜と
考えている人は同じくその人が別の分野では別の人に負けていることも認めるべきだし、
そのことができることがそこまで誇るべき事柄で、素晴らしいことなのか
考える必要があるでしょう。そして気付くべきなんです、
本質的な人間の価値なんてそこらへんの石と大差ない価値しか無い物だってことに。


しかし、誇りや偉さなんてものは後から人間が付け加えた価値観であって、
そんなことをそこまで大事に抱え、人生の意味にすることが必要なのか。
多くの人が自身に問えたなら、くだらない価値観を押し付ける人間や
社会が減ったなら、不必要な殺戮は無くなるかもしれませんね。


故に僕が後者の「生命の殺戮」行為を非難する理由は、

価値の無い価値を固持し、それによって他者へ被害を及ぼす行為だから

です。


自身がその対象になったらたまりませんから。
誰かの為ではなく、僕の為にそんな現象の存在は許せませんね。
もっともそれが誰かの為になるなら少し嬉しいんですけどね。