短編「信じた責任」

E「あいつに騙されたんだ・・・信じた俺が馬鹿だった。」
F「ほんとだよ、あいつは酷い奴だなぁ。」
D「それおかしくね?」
E・F「え?」
D「確かにお前らは騙されて被害被ったのはあいつも悪いよ、でもさ
 お前ら信じたんだろ?裏切られることも考えずに信じたわけ?」
E「信じたら普通裏切らないだろう、裏切る奴が悪いんだよ。」
D「裏切った奴も悪いけどさ、裏切るかもしれなかった、事実裏切った
 あいつをを信じてしまったお前自体の責任はどこへいったわけ?
 あいつを信じることを決めたお前の決断はお前の責任だろ。
 それともあいつはお前らを忠実に操ったり、お前らは忠実に
 従わなきゃいけない決まりでもあったわけ?」
F「んなもんあるわけねーだろ。」
D「そのままじゃお前ら、また裏切られて同じこと言って
 同じこと繰り返すぜ、ちなみに俺はあいつを信じてなかった
 むしろほとんどの人を信じてない、俺には何かを信じるなんて
 重大な決断がポイポイできないからね。」
E「それって悲しい生き方だな。」
D「何が悲しいんだよ、むやみに信じる事が悲しく無い生き方だとでもいうのかよ。」
E・F「・・・・。」





C「・・・・お前らよくパンの中身1つでそこまで真剣になれるなぁ、
 具入りカレーパンにニンジンが入ってなくったって別にいいじゃんかよ。」
D・E・F「ッチ」
C「・・・・。」