大前提「正しいことは正しい」

さて上記の様な内容でコメント欄で議論してたわけなんですけども
まずid:Siguさんも後半の文章で述べているように
大前提として「正しいことは誰が言っても正しい」
これは揺るがない事実であると思います。
例えばとても悪い行いをした人がいて、その人が後に「地球は回ってる」言った。
実際に僕らの住む地球は地球は確かに回っているわけで、それは「正しいこと」である。
つまり、どんなにあくどいことをした人が言ったとしても、聖人君子が言った
としてもその言葉の持つ真実性とは不変な事であるからこそ、
「正しいことは誰が言っても正しい」のです。


言っている人があいつだから発言全てが許せないってなると
「地球が回っている」と言ったことにすら嘘であると言わなければならずに、
それはいくら否定しようとしたって精神的にいらつくだけで否定はできません。
なぜかって言えば「地球は回ってる」ってのがひとつの真実だからです。


言った人によって信頼性が無いので疑うことや「お前が言うな」的な
意見は当然あっていいと思うのですが、それが真実である時のその指摘や
意見自体には真摯に取り組む姿勢は必要であると思うんです。
これを認めることとその言った人の信頼や人間性とはまた別の話で、
「正しいことを言った、でもこいつはあんな奴だ」と切り離した理解が
必要であると思うのです。
そしてこれができないと無理に人間性だけで批判することになり、
思いっきり理屈にならない話になって否定も完全にできないし消化不良気味で
イライラすることが僕の経験では多かったです。
だから、正しいことは正しいと認めて本来争うべきところで話すべきであると思います。