国家と個人

権利は一部の者が統括して管理し、一方的に宣言して押し付ける物だった。
その後、権利は一部の者から管理されない自由を得る権利になった。
そして今、私達の権利は権力による手助けを受ける権利となった。



ここで間違えないでいただきたい、権利とは与えられるだけのものではなかったんです。
勝ち取る物であり、自然と与えられる物ではないのです。


弱者だから?困っているから?常識的に考えて?死にそうだから?
食べる物が無いから?人の道だから?


違います、理由を多くの人が社会的に契約して賛成したから、契約された方法で与えられるのです。
決して理由だけでは与えられず、そこには大多数の同意があったのです。


故に権利は偉そうに振りかざす物ではない、毅然と手段に乗っ取って請求する物です。
そうしないとあなたの権利はそのうち大多数の同意が得られなくなってしまうかもしれません。

大衆は大きな勘違いをしている。
コウノトリは赤子を運んではこないし、権利も運んでこない。
奴が運ぶのは自分と家族の餌だけだ。

                                −ゼクス・リード・クリア−

A「国民は困っています!」
B「国民は怒っています!」


C「誰に?」
D「自分達が責任を持って選んだ政治家さ。」
C「つまり過去の自分に怒っているのか。」
D「迷惑な話だな、次はましな人を選んでくれよ。」